- 準備しよう。
- 証券口座を開設しよう。
- 株式投資の雰囲気を覚える。
- 長期投資のススメ。
- 銘柄を探す。
5-1銘柄との付き合い方
5-2指標から探す
5-3四季報を活用しよう
- 情報を集めよう。
- 投資哲学の重要性を身に付けよう
7-1投資哲学の重要性
7-2世界の投資家たち
7-3ピーターリンチ20の黄金律
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■会社四季報の使い方
A.日本企業の全体像を知ろう
四季報の見方として個々の企業もあるのですが、まずは日本企業の全体像を調べましょう。
株式投資の極意は"安く買って、高く売ること"というのは以前お話したかと思います。
それでは安い銘柄の探し方をお話します。もちろん、個々の企業のPBR、PER等の絶対評価もありますが、他の企業との比較(相対評価)も必要です。
相対評価で安い企業とは、
"上場企業の平均以上に業績が伸び、平均以下の株価である"
です。よって安い企業を探すには、日本の上場企業の平均的な業績の伸び、株価水準を知る必要があります。
B. 日本企業全体の業績の見通しはどうだろうか?
会社四季報の白黒3ページに"今号のポイント"という箇所があります。
ちなみに04年夏号のサブタイトルは
"減量型増益の時代が終わり、増量型増益の幕が上がる"
です。その下に連結決算・業績集計表という箇所があります。まずここに着目しましょう。
どうやら05.03期予想では、
一部上場企業は売上高で3.0%、経常利益で14.9%伸びる予想となっています。
JASDAQ企業では売上高で6.2%、経常利益で24.6%伸びる予想となっています。
上場企業全体では売上高で3.1%、経常利益で15.1%伸びる予想となっています。
そう、これがいわゆる平均的な業績の伸びです。
さぁ、平均以上に業績が伸びている会社をさがしましょう!
C. 次に日本の平均の株価を調べましょう!
(*日経平均株価のことではありません)
株価を見るにはPER、PBRが基本です。上場企業全体のPER、PBRはどうなっているのでしょうか。
答えは日経新聞に載っています。
ちなみに04/06/16現在の上場銘柄全体のPERは18.6倍、PBRは1.65倍、
ジャスダック上場企業のPERは23.19倍、PBRは1.89倍です。
業績が平均以上に伸びて、株価が平均以下の銘柄、相対的にみて安くないですか!?
D.ランキング上位の銘柄をチェックする!
会社四季報の後ろには「会社四季報 120%活用術」というのが載っています。
全上場会社のスクリーニングをすでに会社四季報が行ってくれているのです。まずはこれを活用しましょう。
1.予想増収率・・・売上高が伸びた順に並んでいます。売上高が伸びると言うことは、その会社の製品、サービスが世間に受け入れられているということです。
2.予想営業増益率・・・営業利益が伸びた順に並んでいます。営業利益とは、その会社の本業の利益を表します。営業利益が伸びるには、売上高が伸びる、売上高総利益率が上がる、販売管理費が縮小する、の3つの要素があります。
3.設備投資増加率・・・設備投資が伸びた順に並んでいます。成長する企業は必ず設備投資を行います。設備投資が伸びることは、将来の利益規模が大きくなる可能性が高いです。
4.研究開発増加率・・・研究開発費が伸びた順に並んでいます。研究開発費が伸びると言うことは、将来の新製品の開発が進んでいると言うことになります。
5.従業員増加率・・・従業員が伸びた順に並んでいます。成長する企業は、人員も必ず増えます。特に営業が命の企業は、従業員が増えなければ、売上高、利益の増加は見込めません。
気を付けなければならないのは、ランキングは、増加率で表されているということです。絶対額も見るようにしましょう。
なんだ、当たり前のことじゃないかとお思いになる方もいると思います。
けれども良く見ると、意外な企業がランクインしていると思います。
そういった企業が案外、穴だったりするんですよ。軽くでいいので必ず目を通しておきましょう。
E.個別銘柄を調べよう!
個別銘柄を四季報で見る場合、私はその企業の全体像が描けるように読む訓練をしています。
まず、何をやっている企業か、売上高構成比はどうなっているのかをチェックし、過去の業績を見ます。
年率5%〜10%以上の売上、利益の伸びがあれば合格です。
次に有利子負債をみます。過度な金額ではないかどうかチェックします。
そして、株主、経営陣をチェックします。
私が好きなのは、筆頭株主=社長の企業です。
そして、1株あたり株主資本、一株あたり利益よりPER、PBRを算出します。
これで大体の企業の全体像、株価の高安が判断できます。
理想としているのは、
有利子負債がなく、経常利益率10%以上、売上高、経常利益の伸び率10%以上で
PER10〜15倍、PBR1.0倍程度です。
こういった企業は、地味ながら伸びるいい会社で、長期投資には向いていると考えています。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
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